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概要

kanichi23

  関西大学第一高等学校同窓会創立70周年、まことにおめでとうございます。また、これまで、学校、生徒ならびに保護者に対する温かい支援をされてこられた同窓会の関係者のみなさまや諸先生方に、深く敬意を表する次第です。 第一高等学校同窓会は、校友会においても「関係校友会」として登録されており、校友会組織においてもその卒業生の多くが要職に就かれ、母校関西大学の隆盛に物心両面にわたる貢献をし、活躍いただいております。 おりしも、この10月、2018年ノーベル医学生理学賞に 本庶 佑 京都大学特別教授が受賞され、日本の学 関西大学第一高等学校の歴史に寄り添うように歩んでこられた同窓会が、創立70周年を迎えられますこと、誠に喜ばしく、ご同慶の至りに存じます。これもひとえに、歴代会長をはじめとする幹部の皆様が、並々ならぬ母校愛と奉仕の精神で、貴会の充実発展に尽力いただいたおかげと、深甚なる感謝と敬意を表します。 さて、以前、同窓会報で当時の会長がお書きになっていたように、関大一高は自由でのびのびとした校風、生徒の気質は、男子校の頃から「少々ごんたで、ぼんぼん」 関大一高同窓会創立70周年、誠におめでとうございます。 今年度、関大一高教育後援会会長を務めさせていただいております、児玉至弘と申します。 若輩者ではございますが、諸先輩方のご指導、ご??撻を賜り、この大役を最後まで無事に果たせますよう、精一杯頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します。 今年度の一高教育後援会の活動目標として、『関一応援団 ~stay active~』を掲げさせていただいております。 現代の子供たちを取り巻く社会環境は、私の高校生時代とは大きく変わってしまいました。子供たちがこの社会で、将来社会人として自分の足でしっかりと歩術水準の高さを世界に知らしめました。 NHKのインタビューに対して、同氏はみずからの研究を振り返り、「自分が何を知りたいか、はっきりしていないと研究というものはぶれてしまう。何ができるかでなく、何が知りたいかであって、できることばかりやっていると目標を見失う。常に何が知りたいか問いかけながら研究をやってきた」と述べました。 第一高等学校と関西大学から、社会に有為な人材を多く輩出してこられた第一高等学校の長い歴史を誇り、今後とも輝かしい活躍を、校友会としても祈念しています。また、関西大学を擁しての「知育・徳育・体育の高度に調和した人間教育」を堅持しながら、このすばらしい環境のなか、卒業生のだれもが自尊できる一貫教育のすばらしさを、今後とも継続されんことを祈念して、創立70周年の祝辞とさせていただきます。であり、それは共学となった今も、変わっていないように感じます。そして、併設校が増えた現在でも、一高は最も伝統ある、そして、関西大学への進学を身近に意識しながら一貫教育の恩恵を受けることのできる、恵まれた環境の学校として、常に注目されています。 一高のみならず、各併設校ではしっかりした考え方と高い学習意欲を持った生徒を育て、その生徒達が関西大学の中核を担うリーダー的存在になることが理想です。そのためにも、同窓会員の皆様が、関西大学や社会で活躍され、後輩にその範を示していただくなど、お力添えが欠かせません。 貴会の更なるご発展を祈念申し上げますと共に、この佳節が、同窓会員や在校生、保護者の皆様の絆をよりいっそう深める契機となりますことを願っております。いて行くために、人生の先輩としてサポートし、良き理解者となれるように私たち保護者も成長しなければならないと考えています。 なぜなら、子供たちにとっての一番のお手本は私たちであるのですから。私自身、一中から一高に進学し、関西大学にも1年間在学しました。その後は興味のあった語学の道を志し、最終的には神戸市外国語大学に入学、卒業致しました。 大学こそ関西大学を卒業してはいませんが、現在の親友もほぼ全員が一中・一高時代の仲間です。わが子が一中受験を考え始めた頃に、なんとも言えない“縁”を感じたのを今でも鮮明に記憶しております。 偶然ではありますが、わが子を通して自分自身の中に宿っていた「関一魂」を再認識したのでした。 改めまして、自分自身の人間形成に多大な素晴らしい影響を与えていただいた、この関大一高(一中)に感謝申し上げると共に、関大一高同窓会の益々のご発展と、皆さま方のご健勝を心より祈念申し上げます。関西大学校友会 会長寺内 俊太郎創立70周年によせて学校法人関西大学 理事長池内 啓三第一高等学校同窓会70周年記念誌「いちこう」への祝辞関西大学第一高等学校教育後援会 会長児玉 至弘(39期・昭和62年卒)創立70周年によせてKANSAI UNIV. DAI-ICHI 3